2012/10/09

サークルとストリーム

Google+ではフォローしたユーザーをカテゴリー等でグループ分けする「サークル」という機能があります。
Twitterのリストやmixiのグループに似た機能ですが、それらよりも強力です。
投稿ごとに公開する範囲をサークル単位で設定できたり、自分のストリームに表示する投稿をサークル単位で設定できたりします。
参照:公開範囲の設定とメンション ブロック・除外・ミュートとスライダー


■サークルとは
あなたが他のユーザーをフォローする場合、必ずどれかのサークルに入れなければいけません。
サークルは初期状態では「フォロー中」「家族」「友人」「知人」の4つが用意されています。サークル名の変更やサークルの追加・削除は自由にできます。
同じような属性のユーザーをまとめたり、数人だけの仲良しグループを作ったりできます。
投稿の公開範囲をサークル単位で設定できますので、関係の無い他の人には見られては困る情報を共有することがある場合などに情報を伝えたいユーザーだけで構成したサークルを作るなど、使い方は自由です。


■サークルの作り方
初期状態では「フォロー中」「家族」「友人」「知人」の4つのサークルが用意されています。
趣味が同じ人だけのサークルを作るなどの場合、このままでは不便なので新しいサークルを作りましょう。

画面左側の「サークルボタン」をクリックしてサークル管理画面に移動します。
上部にサークルに入れているユーザー、下部にあなたのサークルが表示されます。
下部のサークル一覧の一列目左に「新しいサークル」と書かれた円があります。
これをクリックすると新規にサークルを作ることができます。







■サークルへのユーザーの追加とサークルからユーザーの削除
サークルを作ったらサークルにユーザーを追加しましょう。
Google+ユーザーの間ではサークルにユーザーを追加することを「サクる」と表現することがあります。
一日にサークルに追加できる人数は500人までという制約があります。

ストリームでサークルに追加したいユーザーがいたら、そのユーザーのアイコンや名前の上にマウスカーソルを持っていきます。
ユーザーの簡単な説明がポップアップするので、ポップアップ内のアイコンの下にある「追加ボタン」の上にマウスカーソルを持っていきます。
あなたのサークルが現れます。
このユーザーを入れたいサークルにチェックを入れれば、サークルへの追加ができます。
複数のサークルにチェックを入れて同時に複数のサークルに追加する事も可能です。
また、ユーザーのプロフィールページにある「追加ボタン」から同様の操作で追加できます。

サークル管理画面から追加することもできます。
サークル管理画面で「あなたをサークルに入れているユーザー」をクリックして、あなたをサークルに入れているユーザーを一覧を表示させます。
サークルに入れたいユーザーをクリックして選択すると、ドラッグ&ドロップでユーザーをサークルに追加できます。

 サークルからユーザーを削除する場合は、ストリーム上やプロフィールページで追加した時に出てきたサークルのチェックボックスからチェックを外すとサークルからユーザーの削除ができます。
Google+ユーザーの間ではユーザーをサークルから削除することを「アンサク」と表現することがあります。


■サークルの管理
サークル管理画面ではサークルの管理ができます。
サークル一覧の任意のサークルをクリックすると管理メニューが現れます。

編集:サークルの名前の変更とサークルの説明の修正ができます
共有:サークルをストリームに共有できます
削除:サークルを削除できます

サークルを削除した時、そのサークルのみに入っていたユーザーはあなたのフォローから外れてしまうので注意して下さい。


■サークルの共有
あなたのサークルをストリームに共有して他のユーザーにあなたのサークルを教えることができます。
ストリームに共有するとサークル名は他のユーザーにはわかりませんが、サークルに入っているユーザーはわかります。
他のユーザーはストリームに共有されたサークルからサークル内にいるユーザーを自分のサークルに追加したり共有されたサークルごと自分のサークルにできます。

サークル管理画面で任意のサークルを選択して画面上部の「編集ボタン」をクリックするとプルダウンメニューが表示されます。
プルダウンメニューの中の「このサークルを共有」を選択したり、サークル管理のメニューで共有を選択するとストリームに選択したサークルを共有できます。

サークル共有は通常の投稿と同様にコメントを書いたり公開範囲の設定ができます。
500人以上入っているサークルを共有する場合は、サークル内の500人までしかストリームに共有されません。
500人の選定はGoogle+が自動的に共有したユーザーと関連性が高いと判断したユーザーから順に選ばれるようです。(推測)
共有したサークルはストリームではこのように表示されます。
「共有サークルを表示ボタン」をクリックすると、サークルに入っているユーザーの一覧が見れます。この一覧から個別にユーザーを自分のサークルに追加できます。
共有されたサークルを自分の新しいサークルとして追加したい場合や、サークルに入っているユーザー全員を自分の既存のサークルに追加したい場合は「サークルを追加」をクリックします。
一番上のフォームに新規に作るサークル名を記入して「サークルを作成/サークルに追加」をクリックすると、ユーザー全員が追加された状態でその名前のサークルが新たに作成されます。
既存のサークル名を記入して「サークルを作成/サークルに追加」をクリックすると、選択した既存のサークルにユーザー全員が追加されます。



■サークル共有の注意点
サークル共有は属性を知られたくないユーザーでも他のユーザーに属性を知らせてしまう事があります。
サークル共有はあなたのサークルに入っているメンバーの事情も考慮して、慎重に行うのが良いでしょう。
※僕自身も無思慮にサークル共有をしてしまい、迷惑をかけてしまった人がいます。自分の反省を含めて注意点を書きました。




Google+ではユーザーの投稿が流れる画面を「ストリーム」と呼びます。
他のSNSでは「タイムライン」と呼ばれているのに、Google+ではストリームなのには理由があります。

■ストリームは時系列ではない
ストリームは一見、時系列にユーザーの投稿が流れているように見えますが実際は異なります。
コメントが付いた投稿はストリームの上へ上がってきます。ただし、かなり時間の経った投稿へコメントが付いてもストリームの上へ上がることはあまり無いようです。
ストリームが時系列ではない大きな特徴として、突然、新しいコメントが付いていないのに数時間前や半日以上前の投稿が上がってくることがあります。

左はちょっと見にくいですが、時間が経った投稿が上がってきている例です。
Google+があなたに関連性の高いユーザーや投稿内容を自動で判断してストリームの上部へ投稿を持ってきていると考えられます。
ブラウザで再読込した時や最初にGoogle+を開いた気にこのような現象が起こる頻度が高いです。

また、ストリームにはあなたがサークルに入れているユーザーのあなたが見られるすべての投稿が表示されるわけではありません。
スライダーを「全て表示」に設定しても多少の間引きが行われるようです。









■サークルごとのストリームを表示する
通常では全てのサークルの投稿を表示するようになっています。
Twitterのリスト機能のように、任意のサークルの投稿のみを表示させることができます。
投稿フォームの上部にストリームを表示させる選択ボタンがあります。
「すべて」の右に2つサークル名が並びその後に「もっと」があります。
※画像では「+1Log」がありますが、これは自分が+1したLogを表示させるChrome拡張を入れているためです。通常では表示されません。

ボタンがあるサークルのボタンをクリックしたり、「もっと」からサークルを選択すると、そのサークルに入っているユーザーの投稿のみが表示されるストリームに切り替わります。
ボタンが出るサークルはサークル管理画面で上位2つにあるサークルです。順番はサークル管理画面で変えられます。







■検索画面もストリーム
Google+ではGoogle+内の投稿やWEBの情報を任意のワードで検索し、結果を表示させられます。
検索フォームはGoogl+ロゴの右にあります。
この検索フォームに検索ワードを入れて検索をすると、Google+内の投稿とWEBの情報を交ぜた検索結果が表示されます。
しばらく見ていると画面が流れていくのが分かると思います。



もっと最初にうちに書くべき内容だった気がする「サークル」と「ストリーム」でした。
質問等はこのエントリのコメントかG+でどうぞ。

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